急にドーサが食べたくなったので、脈絡はないですがドーサについて書きたいと思います。
ドーサは南インドの郷土料理。クレープやパンケーキのような見た目をしていて、南インドでは一般的に朝食として食べられています。
ドーサの生地は米とウラッド・ダールという豆からできています。
本場バンガロール仕込みのレシピを簡単に説明すると、
1. 材料(米とウラッド・ダール)を水に浸し、十分吸水させます。
2. 1をミキサーへかけてブレンドします。
3. 2を一晩置いて発酵させます。
(発酵させると泡が立ってきて、ヨーグルトのような酸味のある香りを放ちます。)
4. 熱した鉄板に3を薄く伸ばして外側はクリスピー、中味はふんわりと焼きあげます。
出来上がるまでに意外と手間とひまがかかるドーサ。しかし発酵させることによってビタミンBやビタミンCなどの栄養価が上がります。豆が入っているため、プロテインもしっかり摂取できます。しかも生地に小麦粉を使わないのでグルテンフリー。ドーサは実はヘルシーな食べ物なのです。
(市販されているレディメイドのインスタント・ドーサミックスでは味も栄養価も下がります)
地域にもよりますが、ウッタパム、ペーパードーサ、オニオンドーサなど、ドーサには何十もの種類があります。私のお気に入りは何と言ってもマサラドーサ。クリスピーな生地の中にスパイシーなカレー風味のジャガイモが入っていて、このコンビネーションは絶妙の美味しさ。
ドーサはサンバル(スープ)やチャトゥニー(ペーストのようなもの)と一緒に食べると美味しさが倍増します。逆に言えばサンバルやチャトゥニーはドーサの美味しさを左右するもの。インドではチャトゥニーの味で店の善し悪しを判断するとか。またこれらサンバルやチャトゥニーはおかわり自由です。
美味しいドーサが食べられる!おすすめレストランを紹介します。
バンガロール
東京
香港
バンコク