ヨガセンターに行ったらKittyが福袋をくれました。まさか、現金??と疑いながら袋を開けてみるとMr.アイアンガーのカードが。氏が6月に香港のアイアンガーヨガセンターを訪れたときの写真でした。さっそく家宝にするつもりです(笑)
さて、前に腰痛に関してこちらに書いたことがあるのですが、今日はその続き。
ヨガを教えるという立場にあったにもかかわらず、ヨガの練習中に腰を痛めるというつらい経験をしたことがあります。筋肉や骨格、体の正しい使い方を無視して、ポーズの完成系にこだわっていたために起こったのだと思います。現在ではインドから派生したアメリカ系ヨガや、いろいろな名前のついたいろいろなスタイルのヨガがあり、自分のライフスタイルや気分(?)に合ったものを選ぶことが可能です。しかしヨガが多様化・商業化しているからこそ、自分に合わないヨガを選択してしまうケースも多いと思います。健康のために始めたヨガが怪我につながることもあり、それは皮肉な結果です。
私自身の経験からいうと、アイアンガーヨガは、腰痛を克服するのにとても役立ちました。アイアンガーヨガでは、プロップス(ロープやベルト、椅子、ブロックなど…)を多用するので、体のウィークポイントを無理なく補い、調整します。
自分自身の体の構造の観察と経験に基づき、腰痛の原因について考察してみました。
腰痛を引き起こし易い、主な体の構造と癖:
1. 反り腰
2. 肩(肩甲骨周りも含む)が固い
3. そけい部(股の付け根)が固い
4. 胸郭(肋骨あたり)への注意力不足
1の反り腰については以前こちらに書いたので、今回は2〜4について。
2. 肩(肩甲骨を含む)が固い
- 原因:肩(肩甲骨を含む)が固いと、腰を伸ばそうとする時に反り腰になる傾向があり、腰を痛める原因となります。ヨガのクラスではよく「胸を開いて」と言われることがあります。自分では胸を開いているつもりでも、肩が固いのでただ腰を反っているだけの場合があります。
- 対策:肩を前から後ろにまわすようにして、背中で肩甲骨を引き合わせるようにします。アイアンガーのクラスでは「concave back」と表現していました。肩甲骨の間にくぼみを作るような感覚です。
- 原因:腰痛は、そけい部(股の付け根)が固いと起こる可能性があります。ショルダースタンドやヘッドスタンドをした時に、腰から"くの字"に曲がってしまう場合は、反り腰になっている証拠。
- 対策:そけい部をぐっと後ろに押すように力を入れて伸ばし、尾骨を引き下げることがポイントです。
- 原因:反り腰は、胸を開こうとするときにも生じます。
- 対策:胸郭(肋骨あたり)が前にせり出さないように、内側に引き入れる意識を向けることがポイントです。
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腰痛 - アイアンガーヨガを通して気づく、からだのこと
パート 1
パート 2
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