2011-04-13

Rasayana ローフードカフェ - バンコク



バンコクのローフードカフェ、
Rasayana Raw Café。オーガニックの新鮮な野菜がたっぷり食べられる場所です。

ローフードは健康的な食事方法として人気がありますが、その魅力はヘルシーというだけではなく、創造性あふれる調理法と、芸術的なプレゼンテーション(盛りつけ)にもあると思います。野菜やナッツだけで作られるソースや、動物性を使わなくてもボリュームのあるメインディッシュはとても美味しく、見た目だけでも満足感が得られます。


全ての料理には海塩が使われています。ナッツ類もローストされていない生。それらを水に浸して使うことで消化しやすい状態になるそう。

料理は40℃ほどの低温のオーブンで調理されます。これによりビタミンやミネラル、酵素が破壊されず、栄養分がそのまま体に吸収される、というのがローフードの定義。見た目ならず、味もとってもおいしい!


野菜ジュースとスムージー(左)。とてもクリーミーでボリュームがあるデザート(右)。ストロベリームースと、ナッツを使ったチーズ風ケーキ。ストロベリーソースの赤も鮮やか。


タイマッサージやリンパドレナージュ、リフレクソロジーなどのリトリートセンターが併設されています。ローフードカフェは今まで東京でしか行ったことがなかったのですが、このRasayana Raw Caféに行ってはじめてローフードの人気の理由が分かったような気がしました。

ちなみにアーユルベーダでは、生の野菜はヴァータ体質には合わないと言われています。またマクロビオティックでは、生野菜の陰性を和らげる(陽性化する)ために、火を通すか、生でも漬け物のようにして食べることを勧めています。火を通した方が栄養価が上がる野菜もあります。
消化酵素は体内で作られるので、外から酵素を取る必要はない(体に入った時点で生成が変わっているとも)言われています。いろいろな食事方法があり賛否両論ですが、それぞれの体と季節に合った調理法で、おいしく野菜を食べたいものです。


それにしてもバンコクのベジタリアンレストランは総体的にとてもクオリティが高かったです。香港にもこんな素晴らしいカフェができるといいのになぁと思います。

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