2011-11-02
Slow eating
どんな食事をしていても、"ゆっくり食べる"ことはとても大切だとよく言われます。
ゆっくりと食べることが食欲を抑制し、糖尿病の発症リスクを下げるという調査は日本でも行われていましたが、これを科学的に検証する研究が、イギリス・コヴェントリー大学病院とウォーリック大学によって行われました。ハイテク装置 "ぜい肉ラボ"を使って、カロリーがどのくらい燃焼したかを正確に計る実験に、12人の被験者が参加しました。
この実験ではランチを食べる時間をコントロールします。
1日目:10分で食べる
2日目:20分かけて食べる
3日目:40分のランチタイム。この間にサンドウィッチとヨーグルトを少量ずつ、5分間隔で与えられる
また各日の終わりには食べ放題の食事を与えられ、それぞれの方法が食欲にどれだけ影響があるかをテストします。
被験者の一人によると、時間をかけて食事を摂る方が食欲が抑えられ、少量の食事でも空腹を感じなくなったそうです。研究チームはさらなる対照実験が必要としながらも「ゆっくりと食べることを続けて行けば、体重減少を促進し肥満防止にもつながるだろう」と述べています。
この調査が行われたイギリスでは現在、成人の4人に1人は肥満なのだそうです。また2050年までにこの割合が2人に1人にまで上昇すると予想されています。
ゆっくりと食べることは咀嚼にもつながります。マクロビオティックでも一度に口に入れる量はほんの少しにして、50回でも100回でも良く噛んで食べることを推奨します。
メタボリックに悩まされている方やダイエットしたい方には「ゆっくり、よく噛んで食べること」がお勧めです!
情報ソース:BBC Health
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