2011-10-24

香港の食 カルチャーショック Top5


香港の街はいろいろな食べ物の匂いがします。漢方薬局からは独特のハーブの香り。道路の脇で干されている魚介などの海産物の匂い。臭豆腐、スターアニス…。様々な食文化を持つ香港ならでは。そこで、香港で受けた「食のカルチャーショック トップ5」を紹介します。

注意!!
※あくまで個人的意見です。
※いずれも私は食べたことがありません。
※もしこれらを常食していたり、大好物だったりする方がいたらご容赦ください。

  • 北京ダック
  • 中華料理の有名なメニューのひとつ。ただショックなことは、大量のダックが店先に頭から丸ごと吊るされている姿を目の当たりにすること(写真上)。ちなみに香港には目の前で鶏などをさばく肉屋のストリートマーケットもたくさんあります。

  • ふかひれスープ
  • こちらも中華料理ではおなじみの一品。しかしながら、この料理は10年以上にもわたり論争を繰り広げています。というのも東南アジアではサメの量が急激に減少しているとのこと。これは料理に使われるヒレのためにサメが大量に捕獲されているのが大きな理由だと言います。ヒレだけを切り取りサメを海へ戻すという方法も取られているそうで、泳ぐ術を失ったサメたちが溺れて死んでいるという現状もあるそうです。 悪名高い日本の食文化、クジラやイルカの捕獲に通じるものがあります。 (写真はWikipediaより)



  • 亀ゼリー
  • ふかひれスープ同様、WWF(世界自然保護基金)に良い印象を与えていない食べ物のひとつ。この料理用に捕獲されるため、亀の量が劇的に減少していると言われます。甲羅から取り出された亀は、ハーブとともに最大12時間煮込まれ、スープのように食されるのが一般的。味よりも薬効目的で食べられるそうです。
    (写真はWikipediaより。缶詰もあるようです。)



  • 蛇スープ
  • 香港では寒い冬に蛇スープを飲むと体が温まると好まれているそう。ほとんどの蛇の肉は中国から冷蔵または冷凍した状態で輸送されるそうですが、香港の街ではケージに入れられた蛇が待機しているお店もよく見かけます。

  • ミルクイ
  • 日本にも生息し、高級食材として食べられているそう。私はそのことを知らず、尖沙咀(Tsim Sha Tsui)を歩いている時に偶然発見しました。大量の巨大なミルクイが水槽の中に埋もれている様は衝撃的でした。貝殻から出ているボディは直径20cm以上あり、像の鼻そっくり。そのため elephant-trunk clam と呼ばれることもあるようです。 写真:こちらこちら


日本にも海外の目から見てショッキングな食ベ物はたくさんあると思います。いつか外国人の方に聞いて逆バージョンも調べてみたいです。



参考サイト:Hong Kong Food Guide

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