東京に住んでいた頃、近所にアーユルベーダの診療所があり、体調を崩した時には病院代わりに通っていました。季節の変わり目でもある去年のちょうど今頃。体調を崩し、例のごとく診療所に駆け込みました。ドクターから貧血を疑われ、消化機能が落ちているとの診断。そしてそのとき処方されたひとつに、ターメリックがありました。ターメリックは、この2つの症状に効果的なのです。
ターメリックは他にも様々な効果があります。料理をしていて、誤って指を切ってしてしまったことはありませんか?(私事ですが、よく切れる包丁を使っていると起こります…。)そんな時にもターメリックパウダーが効果的。傷口に塗布すると、早く血が止まります。ターメリックには抗炎症、抗酸化、消毒作用があります。

アーユルベーダのみならず、科学的な検知からも、さまざまな病気の進行を遅らせる、また病気そのものの進行を止める作用があると報告されています。香味として料理に使われるだけではなく、治療薬としても使われるターメリックはまさに 生命のための黄金のスパイスと言えるかもしれません。
最近、ショップでは緑の葉野菜が売られているのを多く見かけるようになりました。春の訪れを感じます。
春は青々とした木々が芽吹き、新しい生命力をもたらす季節。マクロビオティックの陰陽五行では、青(緑)は木に属し、これが肝臓に関連すると考えられています。肝臓はデトックスの臓器。寒い冬に蓄積した脂肪が一気に血液中に溶け出し、肝臓で分解、解毒されます。この時期に関連する緑の野菜を食べることが、この肝臓の働きを助けると言われています。
季節が巡るように、体も循環しています。旬の野菜を食べることは、地球のリズムで生きること。季節に合わせた食事で、体も整っていきます。

緑野菜の炒め物。塩と醤油、みりんだけのさっぱりした味付け。火を入れ過ぎないのも春メニューのポイント。海苔巻きには葉野菜と人参のごま和えをトッピングしてみました。
時は金なり。
そんなことわざがしばしば思い出される香港の街。
大都市ではありがちですが、ここ香港でもひとびとが急ぎ足で歩いていくのが見られます。
時間の感覚は、国によっても大きな差があると思います。
日本での時間の感覚は、ルールを守ることの道徳観、周りとの調和を乱したくないという連帯感からきているような気がします。だからこそ、電車は時間通りに運行し、遅刻することは他人に失礼にあたります(もちろんその人の状況にもよりますが。)
一方、インドでの時間はあってないようなものです。
電車が時間通りに来ないのは当たり前。友だちが待ち合わせの場所に現れなくても、がっかりすることはありません。なぜなら、約束それ自体が予測不可能なことだから。インド人は時間に縛られている感覚がありません。それでも友だちに会えたらラッキー、カルマのコネクションに感謝です。
自分の"時間の感覚"で周りをあてはめようとすると、違和感やストレスを感じることがあるかもしれません。また逆に、どんな国にいても、どんな状況でも、郷に入りては郷に従え、とばかりに他者の時間の流れに乗ることはできるかもしれません。
時間を止めることはできませんが、時間の流れているさまを見ていると、とても興味深い気づきがあると思います。
腰痛 ー 遺伝的なもの、後天的なもの、その原因は様々です。生まれつきその弱さを持っているケースは前者。スポーツによるダメージ、またデスクワークなどで、同じ姿勢、悪い姿勢を長く取り続けたために生じる腰痛などは、後者の要因となり得ます。そして、腰痛は体だけではなく、心の問題、ストレスが大きな原因だとも言われています。
私自身も腰を痛め、非常につらい経験をしました。それは、ヴィンヤサフローヨガの練習中に起こりました。自分の体と限界に、十分注意を払っていなかったことが原因です。ヨガを始めて8年目、それがアイアンガーヨガを基礎から学ぼうと思うきっかけになりました。
アイアンガーヨガは、ひとりひとりの体の構造に適した方法でヨガを実践します。ヴィンヤサで流すのではなく、ポーズは少なくとも30秒はキープされます。それゆえに、体のどの部分に注意を払うべきなのかが問われます。
自分自身の体の構造の観察と経験に基づき、なぜ腰痛が起こってしまったのかを考察してみました。
腰痛を引き起こし易い、主な体の構造と癖:
- 反り腰
- 肩が固い(肩甲骨周りも含む)
- そけい部(股の付け根)が固い
- 胸郭(肋骨あたり)への注意力不足
ひとつのポーズを正しく行うと、そのポーズで使われるべき筋肉が増強されます。しかし、その部分が固い、柔軟性が足りないという場合、私たちは無意識的に"別の筋肉"を使ってポーズを行い、その弱い部分を補おうとします。本来使うことを意図しない"別の筋肉"を使い続けた結果、負担がかかり、それが怪我を引き起こす原因となり得ます。体の構造に注意を払わず、ポーズを完璧に取ることに集中しすぎると、このような結果になります。
たとえ体が固くても、弱いパーツがあっても、ヨガをすることは可能です。アイアンガーヨガでは、プロップス(ロープやベルト、椅子、ブロックなど…)を使うことで、体のウィークポイントを補い、調整します。そして、本来使われるべき筋肉を正しく使うことに集中していくと、固くて弱かった部分が少しずつ増強されていきます。これは多いに腰痛の改善へと繋がっていきます。
腰痛を引き起こし易い体の構造と癖については、パート2で書きたいと思います。
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腰痛 - アイアンガーヨガを通して気づく、からだのこと
パート 2
パート 3