2011-11-30

カイラスレストラン - 京都


歩き回ったあと、カイラスレストランでお茶をしました。ここは二階建ての古民家を改装したベジタリアン(ほぼビーガン)レストランです。


(左)お店に入ると目の前にショーケースがあります。小瓶に入れられた各種クッキー、パイやおはぎなどがディスプレイされていて、1ピースからテイクアウトが可能です。
(右)かわいい手書きメニュー。使われている食材の産地や農法などが分かりやすく説明されているページもあります。


ほうじ茶とおはぎをオーダーしました。おはぎは甘すぎずとても美味しかったです。まんまるな形もかわいい!外側のこしあんはとてもクリーミーで黒糖の香りが広がります。
木のテーブル、葉っぱの形をしたプレート、ちょっとゆがんだ形の湯のみなど、全てに大地の温もりを感じます。食べるものだけではなく、店内で使われるものを含めてひとつひとつ大切に選ばれ作られた優しさが伝わってきます。


もちきびパイをテイクアウト用に買いました。
(左)持ち帰るのも嬉しくなるようなパッケージ。小さな袋、ドットのシールなど、素朴なこだわりが見られます。
(右)中にはもちきびのほか、かぼちゃと黒豆が入っています。小麦の風味が香ばしいパイ生地はサクサクです。素材がもつ自然な甘さがとても美味しい!

カイラスレストランは地産地消を基本としているようです。食材は京都周辺で穫れたもの。おじいちゃんが手入れをしているような畑や、地元の小さな農家と契約し、昔ながらの無農薬で育てられた野菜を使用しています。カイラスレストランではそんな食材をとても大切に扱い、風味を損ねることなく丁寧に調理されているのが伺えます。

店内はディティールにこだわり全てがかわいい手作り風。インテリア、電気までレトロで昭和時代な雰囲気でした。




2011-11-29

建仁寺の紅葉とカリグラフィー - 京都


東山安井にある建仁寺に行きました。お寺の庭ではもみじが赤く染まり、まさに紅葉も見どころ。


コンテンポラリー書道の展覧会が行われていました。特定のスタイルをもつ現代絵画のような作風の数々。来年の干支、辰の絵と書道が組み合わされた力強い作品もありました。


この時期の京都は世界中のたくさんの観光客を魅了している様子でした。街ではバス会社の案内係や警備員の方々がフル出動しているほどの混雑ぶり。それでもやはり訪れる価値のある、紅葉が美しい季節です。京の都で見る紅葉はまた格別だと思います。




2011-11-27

阿じろ 秋の精進料理 - 京都


ランチに阿じろの精進料理をいただきました。阿じろは妙心寺御用達の精進料理専門店。昭和37年秋から現在まで、全国の妙心寺寺院の精進料理を一手に引き受けているそうです。

この日は秋の豊潤な風味が感じられる素晴らしいメニューでした。
(写真上:手前から時計回りに)
  • 春菊や舞茸の天ぷらが入った小鉢。八丁味噌を丁寧に練り上げ作られた田楽味噌にクルミがトッピングされた海老芋田楽も一緒に盛りつけられています。
  • 飛竜頭には百合根と銀杏入り。
  • 柿が入ったほのかに甘い白和え。
  • 義省どうふや炊き合わせが盛りつけられた小鉢。丁寧に面取りされた人参、ひとつひとつの形が完璧に揃った絹巻きどうふ(卵焼きもどき)など、箸をつけるのがもったいないほど!しっかりと染み渡る出しの味わいには、食材を丁寧に扱った気遣いがみられます。


(写真左)
  • 胡麻ではなく、ピーナッツで作られたピーナッツどうふ。紅葉したもみじや銀杏の葉を模したパプリカが旬を感じる一品。
(写真右)
  • 昆布とどんこ椎茸で丁寧にとられた出しには柔らかい湯葉と椎茸。ゆずの香りが広がります。


(写真左)
  • きのこの風味が香る炊き込みご飯。ささがきされたゴボウと人参が彩りを添えます。
(写真右)
  • 京都白みそのお味噌汁。

繊細で奥深い料理には、調理された方の真心がこもっているように感じます。素晴らしい食事に感謝しながら時間をかけてゆっくりといただきました。まさに禅の作法、五観の偈の心境です。(ちなみに阿じろの箸袋の裏にはこの偈文が印刷されています)


前回訪れた春のメニューはこちら






2011-11-26

京都


京都に行ってきました。5月に訪れて以来、半年ぶり。季節ごとに訪れたい大好きな街です。寒いと思ってかなりの防寒対策をして行きましたが、晴天に恵まれてぽかぽかととても暖かい天気でした。

京都タワーも真っ青な空に映えてます。

2011-11-24

Vegetarian Cornish Pasty


イギリス・コーンウォール地方のパイ、コーニッシュパスティ。3、4年くらい前、マクロビオティックのスクールで教わりました。さっそく自分のクラスでも紹介してとても好評だったメニューです。

このパイの特徴は、アルファベットの”D”のように、サイドにカーブを描いた形をしていること。ご当地イギリスでは日本のおにぎりのような感覚で食べられているそうですが、伝統的なレシピでは、牛肉やカブ、ポテトや玉ねぎがずっしりと詰まっています。コーンウォールの素材だけを使い、コーンウォールで作られたパイでないと「コーンウォールパスティ」と名乗ってはいけないという厳しい基準まであるとか。

このベジタリアン/マクロビオティックバージョンでは、中に玄米が入っています。寒いこの時期、オーブンで焼いたあつあつのパイが食べたくなった時にうってつけのレシピです。ちなみにパスティと一緒に盛りつけているのは、切干し大根のペペロンチーノ。スープと一緒に体も温まります。


2011-11-22

アーユルベーダの薬


寒くなったり暖かくなったり、気温差が激しく風邪を引きやすい時期です。鼻風邪や咳、お腹の不調時に使用しているのが写真のアーユルベーダの薬各種。南インド・バンガロールで買いました。

ハミガキ粉薬用バームもインド製のアーユルベーダ商品を使用していますが、すべて薬草や植物を中心に配合されているので、西洋医学の物よりも体に負担がかからず、優しく効いていくような気がします。

(写真左から時計回りに)
  • Neeruj Tablet
  • 胃酸過多、腹痛、吐き気、消化不良、腸内の不快感、便秘に効果的。 Chincha bhasma, Shanka bhasma というインドの植物などが配合されています。豆を食べてお腹にガスがたまったとき(ヴァータにありがち)や、胃液分泌過多のときに。

  • MAHA Inhaler
  • 鼻づまりや風邪に効果的な吸入器。バンガロールに到着した直後、大気汚染かアレルギーの影響で突然鼻づまりになりました。その時にフル活用したのがコレ。メンソールの香りで気分爽快になります。キーホルダーがついていて持ち運びにも便利。

  • Srikara Amodini
  • 咳、喉の痛み、咽頭炎、喉頭炎、口内炎に効果的。マイソールのアーユルベーダ薬メーカー、B.V.Punditのもの。直径5mmくらいの小さな粒ですが、一粒で喉が潤います。薬草の香りが広がる独特な味。Madhucaという南インドの植物などが配合されています。





2011-11-21

秋の風景






小さい粒に見えるのは全部どんぐりなのです!

偶然作り出された自然が織りなすランダムアート。木々や空、太陽が毎日違う顔を見せてくれます。写真を撮らずにはいられない、美しい季節です。

2011-11-18

温めた方が良いか、冷やした方が良いか


秋も深まりすっかり寒くなってきた今日この頃。私は冷え性なので既に湯たんぽを愛用中です。

ところで体には温めると良いところ、冷やしたほうが良いところ、温めると有害なところがあります。
  • 温めたほうが良いところ
  •  足、肝臓、腎臓、腰(骨盤)

  • 冷やしたほうが良いところ
  •  脾臓、お腹(腸)、頭(首から上)

  • 温めると有害なところ
  •  心臓、肺、頭(首から上)、お腹(腸)

お腹が冷えるからと腹巻きが流行ったりしましたが、お腹を温めると腸の中の腐敗につながるそう。食後すぐにお風呂(特に半身浴)に入るのは最も良くないそうです。








情報ソース:細川順讃氏 TLDプログラム

2011-11-17

ニルヴァナムのドーサ - 東京


ドーサが食べたくなったので、神谷町にあるお気に入りの南インドレストラン ニルヴァナムに向かいました。東京を離れて以来、約1年ぶりの再訪です。
オーダーしたのはもちろん大好きなマサラドーサ。クリスピーのドーサ(外側のクレープ)の中にスパイスの効いた美味しいポテトカレーが詰まっています。ココナッツとジンジャーのチャットニーをつけて食べるとそれはもう絶品!

ニルヴァナムのビュッフェランチはバラエティに富み、とても美味しいことで有名です。いつ行ってもとても混雑している人気ぶり。また、テイクアウトのお弁当もお得です。ベジタリアンカレーは日替わりで、ミニデザートまでついて650円(今でも値段は変わってないと思います)。

この日は一人でディナーに行きましたが、このマサラドーサとマサララッシーだけをオーダーしました。一人でも気軽に利用できる、店員さんもとてもフレンドリーで心地よいお店です。個人的には、ここのドーサは東京で一番美味しいと思います!

2011-11-16

オーガニックレストラン&デリ みどりえ - 東京


学芸大学にある みどりえ でランチをしました。

この日はご飯と味噌汁がセットになった オーガニックデリ3品チョイスランチ(1000円)をオーダーしました。ご飯は玄米、胚芽米、黒米の3種盛り。また味噌汁もリクエストすれば、鰹節を使わず作ってくれます。

海藻や豆、野菜をバランス良く組み合わせたデリやサラダは、新鮮な素材を活かしつつ、和風やエスニック風、イタリアン風など創作的にアレンジされています。季節の旬野菜をふんだんにメニューに取り入れているのも、このお店の素晴らしいポイント。

みどりえはベジタリアンレストランではないのですが、ベジタリアンフレンドリー。動物性を使わないメニューにも対応してくれます。デリチョイスメニューではショーケースに入っているデリを選べますが、ベジタリアンには緑色のシールが貼られているのでとても安心。材料を聞けば店員さんも親切に教えてくれます。

以前ディナーに訪れたとき、ラストオーダーが近かったためかほとんどのデリやメニューが売り切れだったことがあります。ベジタリアンオプションがほとんどなく、残念に思っていた我々…。そこへシェフが急遽、テンペステーキ(メニューにはない料理)を作ってくれて、とても感激しました。美味しい料理だけではなく、心のこもった対応に癒される、本当に素敵なレストランです。

学芸大学という少しローカルな場所にありますが、東横線でわざわざ出かける価値ありです!

2011-11-14

BROWN RICE CAFE - 東京


神宮前で用事があったので、その後表参道まで行き BROWN RICE CAFEで早めの夕食をとりました。ここはマクロビオティックやホールフードを基本にした、都会的でおしゃれなレストラン。オープンした頃は表参道というロケーションもあり、「健康志向の食事をトレンド的に取り入れたファッショナブルなカフェ」という感が否めませんでしたが、丁寧な味付けと美しい盛り付けは、何度でもリピートしたくなるほど。


「旬のめぐみカレー」。レンズ豆や金時豆が入ってボリュームたっぷり。ご飯はもちろん玄米です。
豆腐マヨネーズのかかったサラダと小鉢がセットで¥1,260。
いわゆるジャパニーズ・カレーライスですが、スパイスなどの調味料にもこだわりを持って丁寧に作られているのが分かります。

ブラウンライス・カフェのメイン素材は、玄米、大豆、野菜。素材を活かし、また手間をかけることを惜しまないマクロビオティック的調理法を取り入れており、味噌やぬか漬け、ドレッシングやソースも手作りだそうです。

そしてこのカフェのもう1つの嬉しいポイントは、そのデザートの豊富さ。マクロビオティックはもちろん、ビーガンにも対応しています。白砂糖、乳製品、卵を使用せず、玄米粉や甘酒、豆腐などの自然な食材を使った創造性溢れるデザートは、季節によって種類も変わり、どれもとても美味しいです。

また、カフェの隣にはデリもあります。



それにしても東京にはマクロビオティックやベジタリアンのお店が増えてきたなぁと改めて思います。

その他のベジタリアンレストランリストはこちら

2011-11-11

落ち葉


赤くてかわいい、スマイリー落ち葉くん発見!
何だかうまく穴があいていて、両目と微笑んだ口のように見えませんか?


2011-11-10

蓮根のネギあんかけ


蓮根を素揚げして、ネギの甘辛あんかけをかけてみました。蓮根はシャキシャキとした食感を残しています。ネギは甘みが出て、美味しいあんかけになりました。

最近風邪を引いてしまったようで咳ぎみの日々です。蓮根は肺や気管支、咳にも効くと言われているので、すりおろしてスープにしたりしています。旬野菜の恩恵に感謝です。


2011-11-09

レストラン 日水土 - 東京


銀座にあるお気に入りのレストラン 日水土は、心も体も癒される、本当に美味しいお店です。
(上写真は日水土のサイトから拝借しました)



この日はランチで行きました。季節野菜のハーモニーランチ(1,500円)をオーダー。動物性食品を使わないベジタリアンのセットです。写真は野菜の盛り合わせ。季節ごとに内容が変わります。参考までに、左は秋、右は夏のプレート。野菜だけでこんなに豪華で味わい深い料理ができるなんて感動&感激。人参のソースや、寺田本家マイグルトを使ったドレッシングなど、全てにおいてこだわりぬいた料理です。

ランチセットではこれ以外に、
・羽釜炊きの自然栽培米
・天然醸造味噌『蔵の郷』のお味噌汁
・自然栽培のほうじ茶
が付いてきます。

このお店の素晴らしいポイントは、何と言っても無農薬、無肥料で作られた自然農法の野菜がいただけること。有機野菜は安全性が高いという利点はありますが、日本の有機栽培においては、認可された21種類の農薬なら使用しても良いということになっています。肥料の質や量にもよりますが、成長促進剤である窒素肥料が使われることもあるため、植物体内に硝酸態窒素が過剰に蓄積されるという危険性もあります。
レストラン 日水土で使われる野菜は、ナチュラル・ハーモニー代表、河名氏による「本物の野菜の見極め方」の基準をクリアした、本当に安全な野菜ばかり。食べてみると、有機野菜や減農薬野菜とは明らかに味が違うことが分かります。みずみずしく濃厚な味わいで本当に美味しいです。野菜が持つ生命力がつまっているように感じられます。


ちなみにこのお店はベジタリアンレストランではないので、魚や肉もメニューに載っていますが、基本的にマクロビオティック/ビーガンフレンドリー。デザートも乳製品を使わないものを提案してくれたり、とてもフレキシブルに対応してくれます。

人気店なので、ランチもディナーも予約必須。おすすめのレストランです。

2011-11-07

夕暮れ





紅葉した落ち葉がまるでデザインされたかのように歩道に落ちていました。
自然が作り出す造形美にため息…。


2011-11-06

秋なす入りチンジャオロース


豚肉の代わりに板麩を使って作る、マクロビオティックの定番メニュー。小ぶりの秋なすがあったので、軽く素揚げして一緒に炒めてみました。ピーマンの代わりに小松菜を使いました。本日のランチです。


最近、朝や夜よりも、昼ご飯をしっかり食べるようにしています。
アーユルベーダでも、ランチは一日の中で最も重要な食事だと言われます。消化の火と呼ばれる "アグニ" が一番働いている昼間は、食べ物が消化されやすい時間帯なのだそうです。一日の活力源となるランチには、たんぱく質や穀物、豆や野菜などをしっかり摂るのが理想的だそう。
バランスの良い食事を心がけたいなと思います。


2011-11-05

梅酒解禁


今年6月に仕込んだ梅酒を飲んでみました。

作って3ヶ月後以降が飲み頃だそうですが、とりあえず5ヶ月待ってみて、本日初解禁です。ホワイトリカーや焼酎などのアルコールも氷砂糖も使わないマクロビオティック仕様。オーガニックの青梅を漬け込んだ、ホームメイドの梅酒です。口に含むとほのかに甘く、梅の爽やかなエキスがしっかりとにじみ出ていて、美味しく出来ていました。もう少し寝かせるとマイルドなテイストに変わっていくのかもしれません。少しずつ味わいながら飲んでみようと思います。


2011-11-04

チャヤマクロビ 日比谷 - 東京


チャヤマクロビでランチをしました。この日に行ったのは日比谷シャンテ店
都内には他にも伊勢丹新宿ロイヤルパーク汐留タワーに店舗があります。

写真上:ベジミートの玄米プレート(¥900)
平日限定10食というお得なセットをオーダーしました。このセットにはベジミートボール、サラダと自家製ピクルス、プチスープ、玄米がワンプレートに盛られています。
メニューによると、ベジミートボールは豆腐、根菜、玄米で作られているそうで、芳ばしい根菜の風味に甘辛いあんかけのタレがかかり、ほっくり美味しい一品でした。

また、数は少ないですが白身魚や帆立貝などのメニューもあります。マクロビオティックはベジタリアンではないので、「週に1回なら体に害はない」とか「月に1回なら健康維持できる」「毒消しをすれば食べてもOK」といった考えで、時々肉や魚を食べる人もいるようです。
このお店はあえていうならPescetarian(魚は食べるが肉は食べない)というところでしょうか。

チャヤマクロビはデザートメニューが豊富なのも嬉しい点。卵や乳製品、白砂糖を使用しないケーキにもかかわらず、バラエティに富んでいます。バターや生クリームを使わなくてもここまで美味しくできるのかとびっくりするほど。ホイップクリームには主に豆腐や豆乳が使われています。また旬の素材を使った季節限定のデザートが登場するので、いつ行っても新鮮な楽しみがあります。


上写真はチャヤマクロビのHPから拝借しました。

駅からも近く、日比谷シャンテの中という立地条件の良さから、友達との待ち合わせや一人ランチなどによく利用しています。近隣にある劇場で舞台などが上演される前後はとても混み合っていますが、それ以外はのんびりとくつろげる場所。気軽に美味しいマクロビ料理が楽しめるお店です。


2011-11-03

野菜のカシューナッツソース和え


11月に入ったというのに20度を超える暖かい日もある今日この頃。

人参やかぼちゃ、れんこん、ブロッコリー、ズッキーニがあったので一緒に炒めたあと、そのまま少し煮込んで、カシューナッツのソースで和えてみました。色が黄色いのはかぼちゃが一部ペースト状になってしまったからです…。そのかぼちゃペーストがカシューナッツのソースに混ざり、ほんのり甘さが出てほど良い加減になりました。見た目黄色ですが、とても美味しく出来たと思います。








2011-11-02

Slow eating


どんな食事をしていても、"ゆっくり食べる"ことはとても大切だとよく言われます。

ゆっくりと食べることが食欲を抑制し、糖尿病の発症リスクを下げるという調査は日本でも行われていましたが、これを科学的に検証する研究が、イギリス・コヴェントリー大学病院とウォーリック大学によって行われました。ハイテク装置 "ぜい肉​​ラボ"を使って、カロリーがどのくらい燃焼したかを正確に計る実験に、12人の被験者が参加しました。

この実験ではランチを食べる時間をコントロールします。
1日目:10分で食べる
2日目:20分かけて食べる
3日目:40分のランチタイム。この間にサンドウィッチとヨーグルトを少量ずつ、5分間隔で与えられる

また各日の終わりには食べ放題の食事を与えられ、それぞれの方法が食欲にどれだけ影響があるかをテストします。
被験者の一人によると、時間をかけて食事を摂る方が食欲が抑えられ、少量の食事でも空腹を感じなくなったそうです。研究チームはさらなる対照実験が必要としながらも「ゆっくりと食べることを続けて行けば、体重減少を促進し肥満防止にもつながるだろう」と述べています。

この調査が行われたイギリスでは現在、成人の4人に1人は肥満なのだそうです。また2050年までにこの割合が2人に1人にまで上昇すると予想されています。

ゆっくりと食べることは咀嚼にもつながります。マクロビオティックでも一度に口に入れる量はほんの少しにして、50回でも100回でも良く噛んで食べることを推奨します。

メタボリックに悩まされている方やダイエットしたい方には「ゆっくり、よく噛んで食べること」がお勧めです!



情報ソース:BBC Health

2011-11-01

クシガーデン デリ&カフェ - 東京


クシガーデンでランチをしました。ここは久司道夫氏認定のマクロビオティックレストラン。と言っても、マクロビオティックを知らない人にも気軽に楽しめるお店です。一人で来ている会社員や女性も多く、誰でも入りやすい雰囲気なのでお気に入りの場所です。

この日のランチはテンペのカツレツとデリ2品、スープがついたランチプレート(1,000円)をオーダーしました。デリはショーケースから選べます。圧力鍋で炊いた玄米はふっくらモチモチ。いつ行っても期待を裏切らない、美味しいマクロビオティックの食事がいただけます。

メニューはこちら

月に一度、土曜日のディナータイムには 「バイキング・サタデーナイト (3,500円)も開催されています。いつものメニューにはない、レパートリーに富む料理とデザートが食べ放題。マクロビオティックでは腹八分目が健康の秘訣と言われますが、どれも本当に美味しくて食べ過ぎてしまうこと必至です。小食の定義に矛盾した素晴らしいビュッフェです!


「一物全体」「身土不二」に則し、全粒穀物や豆・海藻などをバランスよく食べること。そして砂糖や卵、乳製品、動物性食材、化学調味料は一切使用しないマクロビオティックの料理を楽しく美味しく、気軽に味わえる貴重なレストランです。

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