2011-02-05

シンガポール Original Sin



旧正月で、ほとんどのベジレストランがクローズしている中、
唯一オープンしていたOriginal Sin でランチ。
Lonely Planetで、"one of the best vegetarian restaurants in Singapore"と紹介されているだけあり、ほぼ満席。唯一空いていた、最後のテーブルを運良くゲットできました。

ランチはアラカルトとフィックスメニューが用意されていて、われわれは後者をオーダー。
クリームマッシュルームスープ、地中海風クレープ巻き、チョコレートブラウニーと、紅茶のセットです。


クリームマッシュルームスープは、先日鎌倉で教わった不識庵のレシピとほぼ同じでびっくり!そう言えば、クアラルンプールのマクロビオティックレストランでこのスープが出されていたと、まり先生からお伺いしたような…。ブレンダーされたマッシュルームと豆乳のクリーム仕立ては、南国の気候にマッチするのかもしれません。



巻かれているのは、人参、レタス、トマト、フェタチーズ、
かぼちゃペースト、グリルした茄子。
白いお皿に敷かれた緑色のロケットの上に、美しく盛りつけられています。
ほとんどローフードに近い一品。ここで、ベジタリアンと健康的食事法の違いがふと頭に浮かびました。使われている野菜の数も多く、一見バランスよく見えるこの料理ですが、もしコンビネーションを考慮したなら、ヘルシーとは言えないメニューかもしれません。
例えばアーユルベーダでは、生のものと、調理されたものを一緒に食べるのは避けた方が良いと言われています。消化酵素への影響、またそれ以外にもいろいろ理由はあるようです。
このようなコンビネーションとバランスは、全体の調和=料理の味の善し悪しに繋がってくるから不思議です。


このレストランがあるHolland Villageは、閑静な高級住宅街。レストランの雰囲気も居心地が良く、グラスがからっぽになっても居座っておしゃべりし続けるひとびとがたくさんいました。

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