2011-05-30

ドイツの原子力発電所のニュース


ドイツが、国内にある全ての原子力発電所を2022年までに閉鎖すると発表しました。3月の大震災による津波の影響で福島が被った惨事。これを受け、ドイツ国内でも原子力反対のデモが広がっていたようです。

ドイツは既に、再生可能なグリーンエネルギーに莫大なお金を投資していると言われており、今後は石炭や風力を利用したエネルギーにシフトしていくと見られています。

皮肉にもドイツは、原子力大国であるフランス、そして新しい原子力発電所を2カ所建設すると発表したポーランドに隣接しています。また、原子力に変わる代替策を確保していないにも関わらず、発電所閉鎖の計画を発表したことに不満の声も上がっています。しかしながら、国民の声を汲み取り、住民の安全性を考慮するドイツ政府の決断力には、現在の日本の状況と比べずにはいられません。

今、わたしたち日本が直面している福島の問題と合わせて、今後の代替エネルギーの開発にも注目したいニュースだと思います。

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