2011-06-11

買い物で社会貢献


東日本大震災をきっかけに、募金活動をしたり、ボランティアに参加したりする人が増えているといいます。また企業や店舗でも、売り上げの一部を寄付したり、社会的かつ環境的配慮がなされていたりする商品を多く見かけるようになりました。

そこで社会貢献につながる消費の例が、今日の日経新聞(NIKKEIプラス1)に掲載されていたので紹介します。普段の買い物で経済も循環し、同時に社会にも貢献できるのはとても良いことだと思います。

以下抜粋です。(各HPからも情報を追加し転載しました)


・食料品
大地を守る会 震災復興支援の野菜セット募金付き商品などを販売

*主に福島県、茨城県などで取れた野菜4〜5品を詰め合わせたもので、放射線量が基準値以下であることを確認して出荷している。
*輸送中に排出する二酸化炭素(CO2)の量を減らすために、輸入品ではなく国産商品を選べたり、生産者支援の一環として日本の伝統野菜を紹介したりしている。
オイシックス 震災復興支援の野菜セット、募金付き商品などを販売。

*原発の影響で風評被害を受けている、関東・福島の商品を販売している。

・外食
TABLE FOR TWO
1食につき20円をアフリカの子供たちの給食費として寄付。

*全国約400の企業や官公庁、大学などの食堂のほか、外食チェーン(ドミノピザ、梅の花)などが参加しており、対象となる低カロリーの定食などを食べると代金のうち20円が寄付される。

・ファッション
ピープル・ツリー 途上国産品を適正価格で購入するフェアトレードで仕入れた衣料品や雑貨などを販売

*アジア、アフリカ、南米の15ヶ国、50団体が手作りで生産した、自然素材を活かした衣料品やアクセサリー、食品、雑貨などを扱っており、公正な価格の支払いやデザイン・技術研修の支援、継続的な注文を通じて、環境を害さない持続可能な生産を支えている。
第3世界ショップ
フェアトレードの衣料品や雑貨などを販売

*第3世界ショップとフェアトレードの取引がある海外パートナーの多くは、フェアトレードの活動のほかに、コミュニティーの問題解決のための社会的活動をそれぞれの地域で行っている。
マザーハウス
バングラデシュ、ネパールで作ったバッグや衣料品などを販売

*購入ポイントの1,000円分を生産地での社会貢献事業に使用。 これまでバングラデシュにて、ストリートチルドレンの自立支援施設へのスクールバッグの提供や、 サイクロンの被災地支援などの事業を行っている。
Piece to Peace 海外のチャリティーブランド商品を販売。利益の一部を途上国や環境NGOに寄付

・化粧品
ザ・ボディショップ
化粧品の原材料をフェアトレードで調達。動物実験をしないなど環境にも配慮

・情報サイト
SoooooS.
エコ、寄付付き商品、サービスなどの情報を掲載

*社会貢献の度合いなどに応じて、独自に商品を6種類に分類。情報開示していれば、寄付付き商品の売り上げや利益の何パーセントが寄付に回るのかといった情報も載せている。
農林水産省
「食べて応援しよう!」のサイトで被災地食品フェアなどの情報を掲載

こうした商品を購入する場合、寄付先や使い道などの情報を積極的に公開しているかどうかを確認すること。

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