2011-03-15

夜と霧


ヴィクトールフランクルの言葉を読みました。

ヴィクトールフランクル(1905-1997)
オーストリアの精神科医であり心理学者。第二次世界大戦中、ユダヤ人であることを理由に、ナチスにより強制収容所に送られました。人間として耐えがたい極限状態におかれていたホロコーストから生還し、その経験を多くの著書に収めています。

日本から次々と入る悲惨なニュース。そのできごとに絶望するのは簡単です。そして、絶望しないことを選ぶことができるのも自分です。今の状況とシンクロするヴィクトールフランクルの言葉に染み入るものがありました。


  • 例え全てを奪われたとしても、自由だけは奪えない。
    どんな状況におかれていても、その状況に対する自分の態度を決める"自由"だ。

  • 私たちは、生きる意味を問うてはならないのです。
    人生こそが問いを出し、私たちに問いを提起しているからです。
    私たちは、問われている存在なのです。

  • どんな時も、人生には意味がある。
    どんな人のどんな人生であれ、意味がなくなることは決してない。
    だから私たちは、人生の闘いだけは決して放棄してはいけない。

  • あたかも2度目の人生であるかのように生きなさい。
    それも、1度目の人生で失敗したかのように。

  • 人は可能であれば、世界をより良いものに変えることができる。
    そして人は、必要に応じてより良い人間に変わることができる。

  • 人がいかなる苦境に追い込まれ、さまざまな能力や可能性が奪われても、実現の可能性がたたれることはない。
    この価値をもってすれば、人は息を引き取るその瞬間まで、
    人生から意味が無くなることは無く、「人生の意味」は絶えず送り届けられ、発見され、実現されるのを待っている。


引用
wikipedia
Viktor Frankl Institute

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