今日から香港。
日本よりも温かく、気温は16度。亜熱帯です。
ヴァータ体質(の私)には、こっちの気候の方が合っているみたい。
ここ半年は香港と日本を往復、そして年末はインドで過ごして
真冬から真夏へと一気に季節を体感するような月日でした。
体は不思議によくできているもので、
環境や気候の変化にも、短期間のうちに適応する力を持っています。
外側に目に見える形で反応、排出しながらも、
一生懸命機能しようとしているのが分かります。
香港に引っ越してしばらくたった去年の夏頃、
突然両腕に真っ赤な湿疹ができました。
夜も眠れないほどカユくなり、いろんな手段を試してみました。
まずはアーユルベーダ。ニームオイルをココナッツオイルに薄めて塗布。
ニームオイルは肌トラブルに良いと言われ、
ココナッツオイルはピッタを鎮めると言われています。
効果はありました。が、内側からのデトックスが必要だと思い、
次のステップへ。
次は、香港セントラルにある、余仁生(Eu Yan Sang)を訪ねることに。
ここは香港でも評判の漢方薬局です。漢方薬だけでも買えるけど、ここはやっぱり診断してもらいたい。
コンサルタントによると、心臓で火が燃えているから、その火を鎮めなければならないとのこと。体内にアグニが増えてしまっているのか?
心当たりはないけど、アーユルベーダで言うと、やはりピッタが優勢になっているのでしょう。マクロビオティックでも、火のエネルギーは心臓に関連します。
漢方薬に動物性の成分が処方されたため、服用しなかったのですが、中医学の観点はとても興味深かったです。
最後は、日本帰国時に皮膚科へ。西洋医学に期待してみたけど、症状名すらなく、やっぱり原因不明。
処方されたステロイドは、塗らないまま転がっています…
小林カノン先生のブログに、似たような記事を発見しました。
カノン先生が香港に料理講習で来られ、日本に帰国されてから、体調がいつもと違うことに戸惑われたそう。
「極陰性になって口内炎までできてしまい、もとに戻すのに3〜4日かかってしまった。今回の体調変化には、全く心当たりがなく、1つ課題が増えた」
とコメントされています。
日本から見ると、香港の気候は温かいので、体がとても陰性に傾いてしまいます。体は環境の変化に適応しようと湿疹や口内炎という形で排出しているのでしょうか。
いずれにしろ水質の変化は、体に影響する作用がとても大きいと思っているのですが、どのアプローチからも、はっきりとした原因は分からずじまい。
もう少し注意深く体を観察してみようと思います。
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