2011-06-19

食品関連ニュース from 台湾


台湾から食品関連のニュースを2件ほど。


1. 中国製のインスタント麺から可塑剤検出
香港で実施されたサンプル検査で、インスタント麺10種類の調味料を調べたところ、日清の「大将炒麺・日式焼汁麺」など合わせて4種から可塑剤「DEHP(フタル酸ジ-2-エチレンヘキシル)」が検出された。日清の台湾代理業者である信徳によると、「大将」シリーズは中国だけで生産され、中国だけで販売されている。規定で台湾への輸入が禁止されており、台湾で現在販売されている日清のインスタント麺は日本または香港で生産されたもの。しかし量販店の家楽福(カルフール)は日清のインスタント麺全シリーズの販売を停止した。今回、可塑剤が検出されたことについて、インスタント麺の調味料は高油脂で、可塑剤は油溶性であるため、調味料の包装袋から可塑剤が溶けたのではないかとみられている。

2. 食品への有害物質混入に最高1000万台湾元の罰金、懲役は最高30年に
有毒あるいは人体に有害な食品または食品添加物を製造、加工、保管、販売、輸出、輸入した場合の罰金の最高額がこれまでの30万台湾元から600万台湾元に引き上げられた。台湾では最近、昱伸公司、賓漢公司が製造した食品添加物などに有害な可塑剤が混入していたことが判明し、大きな問題となっている。

(SUN BUSINESS 台湾経済情報)


どの国にいても、買い物をする時は商品のラベルをチェックすること、そして加工品や食品添加物の入っているものは極力買わないようにすることが大切だと思います。

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